第87回

インターネットを巨大な知識貯蔵庫として使う, 会話できるインターフェイスとしての LLM

降籏 大介 大阪大学D3センター・教授

講演概要

LLM

検索支援

記憶力の衰え

インターネットは巨大な知識の宝庫となった一方、検索にはスキルが必要で、複数のサイトを渡り歩く手間から「人に聞いたほうが早い」という状況がしばしばありました。しかし、自然言語で会話が可能なLLMは、その「人」の代わりになることができ、豊富な情報をやり取りできます。既に多くの関連技術が登場し、検索に不慣れな方や記憶力の衰えを感じる世代にも使いやすい点が大きな注目を集めています。実際、LLMによってようやくネットの利便性を実感できる方も増えるでしょう。本講演では、こうした背景を踏まえ、主にLLMを使った検索支援の事例を通じて、その可能性と活用の方法を簡単にご紹介したいと思います。

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