第87回
本発表では文化系の学生が企業と連携したPBLを通じて社会課題の解決に取り組んだこと、ならびに文化系のPBLにおいてDX要素の組み込み方の事例を紹介する。県内企業は人手の確保に苦労しており、その原因の一つとして企業情報が学生に知られていないという仮説を持っている。広告代理店は県内企業を顧客としており、より良い広告を考案するため、学生に届く情報発信の方法を模索している。その解決のための方法として、具体的に学生がどのような仕方で情報を取得しているのかを調べることで、有効な情報発信が可能となると考えられる。本発表で報告するPBLは効果的な情報発信の方法を検討しモデル化することを課題としたものである。