第71回

病院におけるChatGPT-4V活用 -マルチモーダルAIの可能性-

中村 賢治 群馬大学医学部先端医療開発センター・数理データ科学教育研究センター・講師

講演概要

ツール・環境

病院では地域の病院や各診療科と情報共有をする必要があるが、データのフォーマットが異なることが多く、事務員の判断や複雑な業務が多い。また、高度な医療内容や図・表については専門家の知見が必要であり、RPA等の自動化も導入が困難な場合がある。その中で、ChatGPTに実装されたマルチモーダルAIは非常に高い性能を持ち、テキスト・画像・図表等のデータを統合的に扱うことができる。この機能を実装したChatGPTを用いた業務改善・効率化の事例を紹介し、その可能性を示唆する。

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