第66回

言語生成AIの仕組み -対話を可能にするための学習-

鶴岡 慶雅 東京大学大学院情報理工学系研究科 教授

講演概要

ツール・環境

ChatGPTをはじめとする言語生成AIが高等教育を含む社会の様々な側面に大きな影響を及ぼしつつある。言語生成AIは大規模言語モデ ルとも呼ばれ、大量のテキストを用いて、言語モデル(次の単語を予測するモデル)として学習されていることはよく知られているが、大規模言語モデルを人間との対話ができるモデルにするためには、それだけでは不十分である。本講演では、インストラクションチューニングや人間のフィードバックによる強化学習など、大規模言語モデルを人間との対話が可能なモデルとして構築するための技術について紹介する。

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講演資料

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