第60回

東北大学未踏スケールデータアナリティクスセンターの取組み

中尾 光之 東北大学総長特命教授・未踏スケールデータアナリティクスセンター長

講演概要

ツール・環境

高等教育・人材育成

本学においては、東北メディカル・メガバンク計画、クライオ電顕などの整備が進められていることに加えて、次世代放射光施設が近々稼働予定です。このように広範な分野で従来のスケールを遥かに凌駕する「未踏スケールデータ」を対象とした価値創出に挑戦できる環境が整備されつつあります。ここにいう未踏スケールデータとは、サイズのみならず、スピード、分解能、モダリティの多様性において、従来のスケールを凌駕するデータを指します。これにデータアナリティクスの立場から貢献すべく、データシナジー創生機構の下に令和4 年1月1日に設置されたのが本センターです。ここでは、高度なデータ解析・分析手法の開発を通して、価値の創出を目指すと共に、学内外の研究教育活動を協働させ、それを通して、AIMD(AI・数理・データ科学)分野の先端的な人材育成環境を提供していきます。

講演映像

講演資料

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