第56回
ツール・環境
さまざまな課題
高等教育・人材育成
"早稲田大学は文部科学省のコアファシリティ構築支援プログラムを2020年度に受託し、現在5年計画の中間点(3年目)を迎えている。プログラムの目的に従い、現在、利用頻度の高い研究用先端設備・機器をコアファシリティーと位置づけ、共用化の促進と全学的な管理・運用を進めている。 早稲田大学の特徴の一つは、コアファシリティーで取得される研究データを、早急な体制構築が要請されている全学的な研究データマネジメントの試行の対象と位置づけていることである。さらに計測分析機器のデータに関しては、共通化(JIS化)されたデータフォーマットでの蓄積・活用も計画している。その概要・現状を報告させていただく。"