第45回
アンケート調査
オンライン授業
授業設計
東京大学大学経営・政策研究センターが2020年度後期に実施した大学教員調査『コロナ禍後の大学教育』を用いて、大学におけるオンライン授業がどのように行われたのか、それらは大学や教員によってどう異なっていたのかを中心に分析結果を報告します。 パンデミックという緊急事態に大学ならびに大学教員がどのように対応したのか(あるいは、できなかったのか)を明らかにすることは、我が国の大学教育がこれまで構造的に抱えていた課題を抽出することに通じます。コロナ禍における授業の実態の分析を通して、今後の大学教育の在り方を展望するための論点を提示できればと考えています。