第40回
授業設計
ツール・環境
新型コロナウイルス感染症により広がったオンライン授業では、学生を中心にするactive learningや教員と学生の間のactive interactionを実現するのは難点である。本研究では、Microsoft Teamsを用いて、mmhmmを併用したライブ感のある同期型授業をデザインした。Teamsブレークアウトルームを活用してgroup workを行い、学生にとって親近感が得られるmmhmmでactive interactionを随時に取ることによって、理科関係の授業で本デザインを実践したところ、全ての学生から好評を得た。この先のポストコロナ時代にも、オンライン授業が必要である。変容しつつある教育のニーズに応え、オンライン授業のメリットを活かしながら、学生の創造的思考力、能動性と主体性を最大限に引き出す魅力のあるオンライン授業方法の開発を進めていく。