第39回
さまざまな授業
ツール・環境
広島女学院大学と関西学院大学の合同授業「ヒロシマ」は、座学・フィールドワーク・ディスカッション・プレゼンテーション等からなる総合的な授業であり、原爆の日である8月6日の前後に、広島での実地研修で出会う人、建造物、イベント、学修者相互などの全てをリソースとした学びとして展開されてきた。2020年度はコロナ禍により中止となったが、2021年度は感染症対策を徹底した上で実施し、その一環として様々なデジタルコラボレーションツールが活用された。そのことは、より効率的な情報共有や、機動的なフィールドワークの実現へとつながった。本発表ではデジタルツールの活用事例を中心に、研修として実施した内容を紹介したい。