第38回

新たな国立大学法人モデル「東海国立大学機構」における新型コロナ感染症対応とポストコロナDX戦略

松尾 清一 東海国立大学機構長・名古屋大学総長

講演概要

新型コロナウイルス感染症対策

高等教育・人材育成

業務DX

名古屋大学は2020年4月に岐阜大学との法人統合で一法人複数大学の新たな国立大学法人「東海国立大学機構(以下、東海機構)」を設立した。これはかつてない規模とスピードで激動する人類社会と、わが国が直面する深刻な諸課題の中で、国立大学の未来のモデルを構築する試みである。東海機構設立の時期がコロナ禍と重なったことから、新法人は様々な困難に直面すると予想されたが、オンラインをフル活用するなど着々と機構の事業を進めつつある。また、法人統合を機に未来に向かって意見交換がなされ、大学の様々な領域に焦点を当てた議論がなされた。本発表ではデジタルユニバーシティー構想や未来の教育を創るアカデミックセントラル構想など「東海機構」のもとで進められてきた取組を紹介する。

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