第32回
海外事例・国際交流
さまざまな授業
2020年3月から始まったドイツのロックダウンにより、ベルリン自由大学言語センターでも、オンラインによる日本語の授業が開始された。ワクチン接種が開始され、ドイツでは少しずつ日常が回復してきているが、大学での授業は今後もまだ暫くはオンラインが予定されている。 この発表では、教室用に考案された口頭技能中心の授業をどのようにオンライン授業に応用したか、また、オンライン授業での漢字を含む日本語の文字の指導など、学生へのアンケート調査を基に改善を試みた1年について紹介するとともに、今後の課題や、更なる改善点について発表する。