第31回
教育データ
ラーニングアナリティクス・学習管理システム(LMS)
2020年度はオンライン授業が広く導入されたことから,学習管理システム (LMS, Learning Management System)の利用者が急増し,LMS本体への大量のアクセスや,サポート窓口での多数の問い合わせへの対処に追われた1年であった.一方,LMS上には大量のデータが蓄積され,そのデータから,授業における教員と学生とのやり取りがある程度見えるようになってきた.本発表では,2020年度のLMS 上のデータを,前期(Sセメスター)と後期(Aセメスター) との違いに主に注目して分析して得られた知見を報告する.