第28回
業務DX
医療・看護教育
信州大学医学部附属病院では、平成30年度よりRPAを活用して業務効率化に取り組んでいる。令和2年度は、「業務の自動化」にむけて業務そのものを見直し「標準化・平準化する」ことで、デジタルトランスフォーメーション(DX)(企業がテクノロジーを利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させること)の実現を目指す組織としてRPA推進室を設置した。また、新型コロナ感染症により突発的に増加したシステム入力業務、制度変更への対応等に積極的にRPAを活用した。本シンポジウムでは、RPA推進室設置による効果と新型コロナ感染症対策を経験して見えてきた効果及び課題について論じていく。