第27回

私が情報学を選んだ理由―ラーニングアナリティクスの可能性と今後の展望

黒宮 寛之 京都大学大学院情報学研究科 博士課程

講演概要

教育データ

ラーニングアナリティクス・学習管理システム(LMS)

授業設計

私は東大の教育学の博士課程を辞めて京大の情報学研究科に再入学した経歴がある。その理由は「ラーニングアナリティクス(LA)」という新しい分野がこれからの教育にとって重要な分野となるという確信があったからだ。私が研究を行う上で信じていることは、背後には複雑な要因があるにしろ、学びの方法は常に改善できるということだ。この文脈で、学習者の行動を分析しフィードバックするLAは今後必須のツールになると考える。本報告では京都市内の中等教育学校でLAを活用した事例を紹介し、そのうえで今後膨大に蓄積されるであろう事例を効率的に収集するためのエビデンスポータルシステム REAL の構想を紹介する。

講演映像

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