第24回
学生の声
私は新型コロナウイルスにより従来型の講義が無くなったことを大歓迎している。出席目的で大学に行き、インターネット検索すればわかるような課題を解く必要がなくなったからだ。時間に余裕が生まれ、秋田県における交通事故予防を目的とした研究や国家非常事態における財政に関する研究を開始した。人は自分の頭で考え、本気で物事に取り組み、試行錯誤を繰り返すことで成長していく。そのような場を創造し、必要な資源や人脈を提供するのが大学の本来あるべき姿だ。Withコロナの新時代に、これまでの講義を単にオンライン配信するなどの取り組みは論外だ。社会のニーズに基づく、柔軟な高等教育の在り方を一緒に考えたい。