第23回

コロナ禍を超えて ~教育のパラダイムシフトを目指して

宇佐川 毅 熊本大学 理事・副学長

講演概要

ツール・環境

アンケート調査

ラーニングアナリティクス・学習管理システム(LMS)

今年3月以降のコロナ禍対応では、平成28年4月の熊本地震との比較しながら具体策講じてきた。地震は、第一週の講義が終わった金曜日に発生しており、新入生もSingle Sign Onシステムが利用できた。今回は極限られたオリエンテーション後に遠隔授業の実施を開始したにも関わらず、新入生を含め学生はスムーズに新しい環境に対応してくれたが、教職員の負担は想定を超えていた。その一方、アンケートからは遠隔授業に一定のメリットを教員・学生双方が感じていることも明らかになった。学習支援システムを活用した学修分析や、講義ビデオの新たな活用などコロナ禍の経験を活かすことで、教育のパラダイムシフトへと繋げたい。

講演映像

講演資料

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