第18回
ハイブリッド
医療・看護教育
授業設計
COVID-19により看護学生の臨地実習が全面中止となり、学内での少人数対面+遠隔授業を併用した授業への変更を迫られた。私が担当する母性看護学実習(2単位2週間)では、通常4日間/週×2週間の産科施設での臨地実習を、技術演習の授業のみを学内対面授業で行う[実習代替プログラム:学生一人当たり対面授業1日+遠隔授業4日/週×2週間]に変更したハイフレックス型授業(対面・オンライン同時併用)を実施した。ハイフレックス型授業は、同時に対面・遠隔学生の双方に配慮しながら、同じ質の効果的な授業を保証しなければならない高難易度の授業形態である。効果的な遠隔授業とするには授業デザインとともに、適切な機器の選択と調整が鍵となる。