第14回
教育データ
ラーニングアナリティクス・学習管理システム(LMS)
われわれが担当する情報リテラシー科目では,オンライン非同期で毎週の課題を課しており,学習者は締切前までにLMSへ課題を提出し,締切時間になると提出できなくなる.締切直後にLMSのデータベースから自動で課題の未提出者を抽出し,課題未提出という失敗を通して自らの時間を調整しながら学ぶようアドバイスのメールを送信し,指導教員に相談して課題を再提出するよう促した.これらの取り組みと担当教員の指導により,課題の提出率や確認テストの合格率が上昇したことについて報告する.