第13回
評価・試験
医療・看護教育
医学部では、医師国家試験を始めとする種々の医療従事者国家試験に合格させることが大きなミッションであるため、筆記試験による学力評価とその評価の学生へのフィードバックが不可欠である。そこで東北大学医学部では、感染防止対策を取った上で対面での筆記試験を令和2年6月8日から再開している。その対策として、本学医学部体育館に座席を2.3 m間隔で配置し、学生全員の検温、手指消毒を行うことなどが挙げられる。本講演では対面での筆記試験実施のための工夫や問題点について紹介する。