第11回
オンライン授業
さまざまな課題
アンケート調査
名古屋大学では、COVID-19拡大防止措置の一環として、全学教育を担う教養教育院が、実験実習を含めて、春学期すべて教室での対面講義を中止し、ICTを利用した授業に移行している。学生の通信環境等を考慮し、当初からデータダイエットを念頭に起いた音声付パワーポイントによる授業を推奨してきた。加えて、必要に応じ、Web会議システムを使った同時双方向型の授業も行っている。約2か月が経過した時点で、学部1・2年生約4500名ならびに教養教育に携わる教員660名を対象としたアンケートを行った。その結果から見えてくる利点と課題について報告する。また、現在考えている評価の方法についても簡単に触れる。