第10回
初等中等教育・高専
授業設計
今回の初等中等教育現場へのICT導入を一過性のものにせず、かつ対面しても密接して対話できないもどかしいウィズコロナ時代の状況に対話型授業を実現し、ICTを子供たちの学習プロセスデータ取得と授業研究につなげるためにどうすればよいのかの総論を述べる。自治体と東京大学CoREFとの連携で初中等教育改革に取り組む「新しい学びプロジェクト」の事例をもとに、引き起こしたい学びのイメージの明確化とデータを基にした学習評価(見とり)をコミュニティで行う"Data-fueled Education"の姿を描く。なお、次回以降のシンポで各論として実践例を紹介する。