第10回
海外事例・国際交流
医療・看護教育
新型コロナウィルスの発生に伴い、全米の大学では3月の春季休暇を機に、ほぼ全ての講義がオンライン化されている。そこで、これまで主として教室講義を担当していた教員は、急遽オンライン講義への転換を迫られることとなった。一方で先進的な大学においては、兼ねてからオンライン講義を折込んだとした「教育サービス」を提供しており、様々なオンライン教育プラットフォームを用いて多様な形態で講義が展開されている。本講義では、この様なオンライン講義への移行期に本学の教員教育部門で作成配布された「教員虎の巻」の要点を紹介する。また、要点の実例として講演者がこれまで行ってきたオンライン講義の教材を紹介する。講演内容については、既に日本国内の各大学の実施例と重複することもあるが、日本と教育事情の異なる米国の一例として講義を笑覧願いたい。