第9回
初等中等教育・高専
ツール・環境
京都市立西京高等学校附属中学校は京都市全域を校区に持つ中高一貫校です。本校は昨年度より内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)に協力し,京都大学とともに実証研究を進めています。生徒は1人1台タブレットを持ち各家庭のWifiに接続し,授業と家庭学習の連携を図ってきました。今年度コロナ対応において,このタブレットを用いて京都大学の学習管理システムMoodle,デジタル教材配信システムBookRoll,学習データ分析ツールを活用した「紙芝居形式の授業」の実践について紹介したいと思います。教員の負担軽減と生徒の学力向上を両立する,教師目線での活用であり,持続可能な取組になっていると実感しています。