第8回
医療・看護教育
アンケート調査
東京医療保健大学は東京都・千葉県・和歌山県に7つのキャンパスを持つ医療系大学で、本学は3年前に、看護単科の大学として開設された。COVID-19感染拡大の影響により、4月6日よりZoomを使用した同時双方向型の遠隔授業を開始し、『Zoomを用いた効果的な授業』を実施するために試行錯誤の日々である。リモート講義直後と開始2週間目、3週間目にアンケート調査を実施した結果、学生の反応は良く、予習や復習の時間も確保しており、遅刻や欠席も殆どなかった。しかしながら、長時間パソコンに向かうためVDT症候群様の症状を訴える学生があり、これらの対策が求められる。現在は、緊急事態宣言の解除に伴う出口戦略として、複数教室での授業再開に向けた時間割やマニュアルの整備などに取り組んでいる。