第8回

Stay Home体制下で見えてきたこれからの子育てに必要な支援

吉田 さちね 東邦大学医学部助教

講演概要

さまざまな課題

乳幼児がいる共働き家庭での在宅ワークは非常に難しい。集中する時間を確保して少しでも仕事をするには父母が交替で子の世話をする必要がある。今般の外出自粛によって「子育てに関わる人手と時間の確保が不十分」という現状の課題がより浮き彫りになり、改めて子育てや働き方を見直す機会となっている。子どもの心身発達には、親など主たる養育者との双方向性をもったやり取りが重要である。日々の触れ合いが親子に与える影響について我々の最近の研究を紹介しつつ、オンラインでの子育て支援に期待することや限界について議論したい。

講演映像

講演資料

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